LIZ Diary
AV女優には「メンヘラ」が多い? – 前編 –
AV女優というと、いまだに「やばい人が多そう」「メンヘラがする仕事」「リスカしてそう」「AV女優は自殺する人が多い」というイメージを持っている人が多いです。
実際に自殺などの報道をご覧になったことのある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、昔はともかく、最近のAV業界でいうとそれはかなり偏見です。
昔は多かった「メンヘラ」
昔のAV業界には、精神科に通院していたり、リストカット癖があったり、鬱傾向があったりといったいわゆる「メンヘラ」が多かったことは事実です。
2010年代より前は実際自殺者などもいましたし、こういったことが現在のAV業界への偏見につながっています。
それにはいくつか理由があります。
金銭的に困窮した女性が仕方なく……
まず、昔のAV女優は地位が低く、多額の借金があるなど何をしてでもお金を稼がなければいけなくなった女性が仕方なく選ぶ仕事、という位置付けでした。
自ら志願したのではなく嫌々、という女優が多かったため、どうしても精神的に参ってしまうことが多かったといいます。
もともと精神的に不安定がAV女優になりやすかった
家庭環境に問題があったり、いじめを受けたり、性暴力を受けるなどして精神的に不安定になってしまった女性は、普通の昼間の仕事に就けないことも多いです。
また、そういった女性はまるで自傷行為をするかのように性的に奔放になったり、セックスに依存したりしがちです。
昔は今ほど精神疾患についての理解やサポートがなかったため、行き着いた先がAV女優だった、というパターンも多かったです。
昔の業界体質
どの業界でもそうですが、昔は今ほどコンプライアンス意識が高くなく、パワハラやセクハラが当たり前のように横行していました。
AVはどちらかというとアンダーグラウンドな業界のため、特にそうだったようです。
そのため、精神的にキツくなってしまう女優も多かったようです。